キャデラック・レコード

映画「キャデラック・レコード」を見た。
ブルースの歴史において重要な位置を占める"チェス・レコード"の事実に基づいた伝記的映画。

ブルース好きとしては見るしかない。

音楽映画なので、音楽もなかなか良かったし、ストーリーもまずまず。
最近はともかく4,50年以上前のブルースマンにはろくでなしが多く、そういう部分も割りとしっかり描かれていて良かった。
伝記物でその人(たち)を良く描きすぎるのはあまり好きではないので。
しかし、事実に基づいていてもフィクションというかエンターテイメントとしての味付けもあるのし、2時間という時間の中で人生のこまごまとしたところまで描ききれるわけでもないので多少嘘っぽいというかリアルでない印象も受けなくもなかった。まぁそういう部分は致し方ないとも思うけど。

そうは言ってもそこまでマニアックに知識があるわけでもないので勉強にもなった。

トータル的には良い映画だった。
ブルースの映画の割りに人が入っていたのは以外だった。
やってる映画館が少ないからそこに集まってるだけかもしれないけど。