備忘録

ヴェルナー・パントン展を見て映画「カティンの森」を見てきた。

ヴェルナー・パントンは現代のインテリアデザインでは有名なひとみたい。
一緒に行った友達も、実用性の低いデザイン家具とかには抵抗のある人間。
まぁデザインとして面白いとか、新しい技術でどんなことが出来るのかとか実験したり、先端的なことを試みる、可能性の追求みたいなことは別にいいけど、
本当にそれを実際の生活で使った場合に心地よいものなのかということは疑問に思ってしまう。
椅子だったら座り心地とかが一番大事だと思うし。
ファッション、家具、建築とか実生活にかかわるものって現実に使う場合どうなのかということを重視してしまう。
まぁ世の中には見た目が良ければ使いにくくてもよいという人もいるのだろうけどなぁ。

カティンの森ポーランドで起きたソ連軍による、ポーランド軍人(将校)虐殺事件を扱った映画。
まぁ久しぶりにシリアスな映画を見て考えさせられた。しんどかったけど。
マイナーな映画だけど、いかにもハイソ(?)っぽい中高年の人が意外と見に来てた。

当たり前だけど、戦争はろくでもないな。
しかし、戦争になったら今の当たり前の考え方なんて吹き飛んでしまうんだろうなぁ。
あまっちょろい考え方なんて、役にたたないもんなぁ。
しかし、現代の大量破壊兵器があることで、それ以前の戦争と人間の感じ方は変わったのかなぁ?
でも戦争で人を虐殺することは昔からあったことだから、敵を無感情に容赦なく殺す状況の人間の心境にはそんな変化がないような気もする。
そもそも、昔と今じゃ道徳とか価値観が違うからな。
昔じゃ異民族、異宗教の人間を自分たちと同じ人間だなんて思う感覚があったかも怪しい。
今だって戦争になってしまえば、敵に対する同情心を殺してことにのぞむのだろうな。同情して戦争なんかやってられないし。
逆に言えば、敵対する立場の人間に対して理解しようとしたり共感、同情すれば戦争までしなくてすむのかなぁ。
それこそ甘っちょろい考え方だが。
まぁIMAGINEです。
I'm not the only one.

展覧会から映画行くまでの間に神田、神保町のあたりをうろちょろしたんだが、楽しいな。
マニアックな本も結構見つかるし、インディアンの本とかブルースの本、絵を描く資料用の本を買った。
ディスクユニオンでブルースとGRATEFUL DEADPHISHのCDを買った。
結構、散財した。でも平日は仕事してるだけで金使わないし、こうやって使わないとな。
正直遊園地行くより、神保町めぐりしてるほうが楽しいなー。