「適当」,「いい加減」という言葉

自分は「適当」という表現が結構好きだということに気がついた.

yahoo[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ] によると,
1 ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。「工場の建設に―な土地」「この仕事に―する人材」

2 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。「調味料を―に加える」「一日の―な仕事量」

3 やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。「客を―にあしらう」「―な返事でごまかす」

とあり,本来,1,2の意味だったものが3の意味でも使われるようになったのだろう.
今では3の意味で使われることのほうが多そうで,1,2の意味で使っているのに誤解されることもありそうで困る.
「いい加減」も同様だ.もともと「好い加減」,つまり,加減(=調節,程度)がよいということ.

ものごとに過不足がなく必要十分な感じを表していて良い.
自分自身,友達から3のような意味でテキトーと言われることもあるが,真面目すぎるのも良くないのだから,少し不真面目ぐらいが本当に「適当」であり,「好い加減」なのだと思うからテキトーといわれるのは望むところだ.