備忘録

忙しくてあまりなにもできない。

というのは一番良くある言い訳だろう。
まぁ人によってその妥当性にもレベルがあるが。
時間の使い方が下手で実際には時間を無駄にしているだけだったり、「めんどくさい」という思いに負けてダラダラと無為に過ごしてしまったり。
時間は捻出するものだ。
できれば睡眠時間はあまり削りたくないが。

という自分への戒め。

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最近は、映画はパイレーツ・ロックイングロリアス・バスターズを見た。

パイレーツ・ロックはなんかユートピア的でマジメに考えると若干腑に落ちないところが無くもないが、エンターテイメントとしては楽しいものだった。60sロックが好きな人間にとっては特に楽しい。名曲が各シーンに挿入されてくるのが良い。

イングロリアス・バスターズは、残虐でシニカルなところもあるが面白いかな。
タランティーノ監督の映画ってクセが強くて監督がこういうの好きなんだっていうのはすごい伝わる感じがする。
どうしてもブラッド・ピットのほうが話題になってるけど、ハンス・ラムダ役のクリストフ・ヴァルツの演技のほうがすごくて印象的だったなぁ。
いろんな人間が絡んでるからブラッド・ピット一人が主役って
感じでもなく、登場している時間も主人公が一人のものにくらべたら短い。
まぁその分クリストフ・ヴァルツとか他の人の演技が楽しめる。
あとは、言語の点が面白い。
映画では訛りがどうとか出てくるのはある気がするが、フランス語、ドイツ語、英語、と少しのイタリア語が出てきてそれぞれの役柄に合った言葉を話しているのがすごいと思うが、いかんせん日本人でそれを十分に理解できる人は少ないよなぁ。
まぁハリウッド映画は、(マンガで国籍が違うような人同士が同じ言葉を話していることが多かったように、)みんな英語を話すことが多いのでこれはなかなかチャレンジングなことだ。

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本は「ネイティブ・アメリカン」(鎌田 遵/岩波新書)を読んだ。
やはり歴史的にも現状もネイティブ・アメリカンに対する「アメリカ人」の仕打ちはひどいものだ。
この本は歴史的なことにも必要に応じて触れているが、基本的に今現在の彼らを取り巻く状況をアメリカ全体について話してくれる。
そしてこれからどうしましょうかねっていう問題提起を投げかける。
現状を総体的に見渡すには良い本だ。

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美術館は六本木ヒルズ森美術館の「医学と芸術展」を見に行った。
医学の進歩とアートの関係については、そこまで真新しい発見があった気もしないが、現代アートはなかなか面白かった。
「老人ホーム」というタイトルのインスタレーション作品が気に入った。
アメコミの超人ヒーローが作品が誕生してからの年数分、年をとった姿で配置され老人ホームにいるというものだ。

現代アートの作品は2つくらい見たことがあったことには少し驚いた。最近はあまり美術館に行っていないが学生時代はそれなりに行ったしなぁ。

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会社の同期と新潟旅行に行った。
学生時代、18切符で長時間電車乗りっぱなしとか、バイクで移動して駅寝とかテントで寝たり、変にハードな旅行が多くてあまり友達と旅行って少なかったが、こういうものもいいもんだ。
一応美術をずーっとやっていて、写真なんかも少し撮るんだが、今までの一人旅では基本的に人を撮れるわけもなかったが、友達と旅行に行けばその人たちを勝手に被写体にしてしまえるという利点があることに気がついた!
あと車で移動だったら車から写真撮れるし。(バイクだと当然無理だった)

旅行は温泉メインで日ごろの疲れをとれたらと思ったが、余計に疲れた…